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身近にある自己肯定感を育てる方法とは?
人生を前向きにとらえ、人間としての生きている価値を見い出すために大切な自己肯定感。
日本人にはこの自己肯定感が先進国の他国と比べる低い現状があります。
自分のお子さんが幸福感を持って生きていくため、そして日本が輝いている国であり続けるためには子供たちが自己肯定感を持って成長することいっても過言ではありません。
では自己肯定感を育てるためには、どんな方法があるのでしょうか?
誰でもが知っていることがかりですが、当たり前のようで怠ってしまうことが多いかもしれません。
だれもが知っている自己肯定感を育てる方法。
そのポイントを8つに分けて紹介します。
自己肯定感を育てる方法8つのポイント
1.スキンシップ
抱っこ、ハグ、手を握る、頭をなでる、キスする、一緒にお風呂に入る
当たり前のことばかりかもしれませんが、これがコミュニケーションの基本です。
2.ご飯を一緒に食べる
お子さんが好きな食べ物を思い浮かべながらご飯を作りましょう。
食事はもちろん家族で「一緒に食べる」ことがとても大切です。
他の家事をしていて、子供が一人で食べているような状況は作ってはいけません。
3.一緒に遊ぶ
特別にどこか遊園地へ出かける必要もありません。
近くの公園で十分です。
自分も子供になったつもりで全力で遊んでみましょう!
お互いが楽しむことで、子供には大きな満足感が生まれます。
4.泣いたらよしよしする
泣いた時は優しく抱きしめて「よしよし」してあげましょう。
子供はとても安心して気持ちが落ち着き、大きな愛情を確認できます。
5.子供の気持ちを酌んで言葉にして返す
幼稚園や保育園での出来事、友達と公園で遊んでいた時のこと、コミュニケーション上での不満を言ってきた時は、子供の気持ちを酌んで、
「嫌だったんだね。」
「さびしかったんだね」
「うれしかったんだね。」
など言葉にして表して伝えましょう。
6.子供の話を聞く
子供が話してくることはしっかりと聞いてあげましょう。
些細なことばかりかもしれませんが、それをメッセージとしてあなたに伝えたいのです。
全力で聞いてあげましょう。
そうすることで、「自分の気持ちを受け入れてくれた!」と感じます。
7.絵本を読む
絵本を読み聞かせることで、その世界とそこから生まれる感情や温もりを子供と共有することができます。
8.子どもをまるごとほめる
「大好きだよ」
「おまえといると楽しいよ」
「どんなことがあっても、お母さんはあなたの味方よ」
「やっぱりうちの子が一番!」
「おまえはいいやつだ!」
「あなたのことを絶対しんじているから」
「生まれてきてくれてありがとう」
これらの子どもを丸ごとほめる言葉は「能力への自信」よりも「存在への自信」を育む言葉です。
このような言葉をかけ続けられた子どもは、自分の存在を全部肯定されていると感じます。
「〇〇だから好き」
「〇〇だからえらい」
などの理由があってのことではなくて、何の根拠もなくほめる、肯定するということが時にはあって良いと思います。
ちょっと照れくさく感じることもあるかもしれません。
ですけど、親も素直な気持ちになって子供に向き合いましょう!
そうすれば子供も素直に反応してくれます!
できることからはじめましょう!
もちろん、これらを全てやらなけらば自己肯定感が育たないということではありません。
これらの中には、普段の生活の中で自然とやっていることがあると思います。
ですから、できることから取り入れるようにすれば良いと思います。
「こんなことで自己肯定感が育つのか?」
と思われるかもしれません。
しかし、
「普通にやっていること」
「そんなこと当たり前じゃないの?」
ということが自己肯定感を育てる上では大切なのです。
「普通」なことができないこと、ありませんか?
ついつい熱くなって怒ってしまうと、後から素直に子どもに接することができなくなることはありませんか?
そんな時こそ「8つの言葉」を思い出してください。
また、子どもを上手にほめることができなくても、いつもキレてばかりでも、子どものご飯を作ったり、身の回りの世話をきちんとしていれば、それだけでも親の気持ちは十分子どもには伝わっていくはずです。
最後に、
「どしてもついついキレてしまう・・」
という、あなたへ。
それは、
「それだけ子育てに一生懸命なのだ!」
ということです。